ビーシュリンプの水槽|水槽の選び方やレイアウト方法

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ビーシュリンプの水槽|水槽の選び方やレイアウト方法

ビーシュリンプの飼育は、熱帯魚の飼育とは違う部分があります。

一番大きな違いは、ビーシュリンプの飼育では、数ヶ月単位~長くても1年ほどで必ずリセットしなければいけないという点です。

また、普通に飼育している熱帯魚を飼育するような飼い方では、ビーシュリンプは思うように増えないことも多いです。ビーシュリンプを繁殖させ、選別して好みのエビを作り出したいのなら、水槽選びから違ってきます。

この記事では、ビーシュリンプを飼育して殖やす場合の水槽選びやレイアウト、水槽の本数などについて説明します。

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ビーシュリンプは普通の熱帯魚とは、少し違う環境で飼育します。

ビーシュリンプ水槽のサイズ

ビーシュリンプの飼育が安定して行える水槽のサイズをご紹介します。

水槽は30㎝キューブ以上がおすすめ

ビーシュリンプは30㎝以上の水槽がオススメ

ビーシュリンプの飼育は、30㎝キューブ水槽以上のサイズの水槽がおすすめです。とくにビーシュリンプの飼育に慣れていない初心者さんの場合、水槽の水量は多い方が良いです。

ビーシュリンプは水質に馴染めば、かなり広い範囲の値(pHや硬度や水温、硝酸塩の数値やバクテリアの状態など。)でも元気に過ごすことができます。ただし、水質の急変にはとても弱い一面があります。

小型水槽は水量が少ないので水質を安定させるのがとても難しく、ビーシュリンプの飼育の難易度が上がります。小型水槽はバクテリアの住処である、ろ過層やソイルの面積が小さくバクテリアの数も不安定です。さらに外気に水温が左右されやすく、水量が少ないので数値的な変動も起こりやすくなります。結果、小さな水槽内の環境は、ビーシュリンプにとってはジェットコースターのように変動し、体力を奪われ最悪の場合は死んでしまいます

大きな水槽の設置が難しい場合でも、少なくとも30㎝キューブ水槽の使用をオススメします。

水槽サイズと水量

  • 30㎝キューブ(30×30×30):25リットル
  • 45㎝(45×30×30):35リットル
  • 45㎝キューブ(45×45×45):80リットル
  • 60㎝(60×30×36):57リットル
  • 90㎝(90×45×45):150リットル

30㎝のノーマル水槽は水量が17リットルほどととても少ないので、慣れないうちは避けた方が良いと思います。

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30センチキューブ(25リットル)以上水量がある水槽がおすすめです。

ポイント

  • 30㎝キューブ水槽以上の大きさの水槽を選ぶ
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urushiは45㎝キューブ水槽と45㎝水槽を愛用しています。

 

水槽が大きすぎるとリセットが大変

90㎝や120㎝などの大きな水槽でビーシュリンプを飼育すると、過密になりにくいので成長も良く、個体も大きく育ちます。水量があるので水質も安定し、エビにとってとても良い環境だと言えます。

一方で、ビーシュリンプを飼育は数ヶ月~1年程度で、ソイルを入れ替えるリセットが必須となるので、リセット時の労力がとてもかかります

urushiも90㎝水槽でレッドビーシュリンプの飼育をしていた時期がありましたが、リセットがとても大変だったので90㎝水槽は使わなくなりました。調子が上がらない水槽の場合、リセットが一番効果的なのですが90㎝水槽だと大変でした。

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90㎝水槽は引っ越し時に、使わなくなりました。

小さな水槽よりは、大きな水槽の方が断然おすすめです。ただし、リセットの時がとても大変なので体力と家の床の強度と相談が必要です。

ポイント

  • 大きな水槽はエビにとって良いけどリセットが大変

 

アクリル水槽かガラス水槽か

ずっと昔にアクリル水槽は良くないという情報がありましたが、アクリル水槽でもガラス水槽でもどちらでも大丈夫です。

urushiはアクリル水槽を特注して使っていました。転勤で引っ越しが必要でしたので大量のアクリル水槽を持っていけず、現在はガラス水槽とアクリル水槽の両方を使っています。

学生の頃は120㎝などで大型魚を飼っており、個人的にはガラス水槽は割れるリスクがあるので、アクリル水槽の方が好きです。

ポイント

アクリル水槽でもガラス水槽でもOK

 

ビーシュリンプ水槽の数|最低2本必要

最低2本は水槽が必要

ビーシュリンプの飼育では、最低水槽が2本必要です。

ビーシュリンプの飼育にはソイルを使います。ソイルは数ヶ月~1年程度で交換する必要があります。ソイルの交換をしないとビーシュリンプの稚エビがまず生き残らなくなり、そのうち親も死んでビーシュリンプがすべていなくなってしまいます。

ソイルを交換するには、水槽をリセットすることになります。リセットして水槽が立ち上がるまでの期間は、使うソイルによって変わりますが、数日~長いと3ヶ月程度必要になります。リセットして立ち上げをしている間、ビーシュリンプは違う水槽で飼育することになります。

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リセットのために水槽は2本以上必要です。

もしも今、水槽が1本しかない場合、早急にもう1本用意することをオススメします。ビーシュリンプの水槽がいつ調子を崩しても避難できるように、予備水槽を立ち上げておきます。

予備水槽は時期をずらして立ち上げておくことで、リセットの時期もずれるの常に絶好調の状態の水槽へビーシュリンプを移動できます。また、水槽が3本ほどになると、グレードによって選別できるようになります。

ポイント

  • リセットがあるため、水槽は最低2本必要

 

ビーシュリンプ水槽のレイアウト

ビーシュリンプの水槽は繁殖させたいか、鑑賞だけできれば十分なのかでレイアウトが変わります。

ビーシュリンプを殖やしたい場合

ビーシュリンプの水槽レイアウト

リセット以外の時に、なるべくビーシュリンプが入った水槽をいじらずに済むレイアウトが良いです。

具体的に言うと、水草ならトリミングの必要が少ないものです。さらに、リセット時に作業がスムーズにできるように、ソイルに植える水草よりも流木や溶岩石などに活着する水草が良いです。

水草がぎっしり配置されたレイアウト水槽よりも、選別しやすいように空間が広いレイアウトがオススメです。

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urushiは水草が好きなので、多く入れています。

ブリーダーさんは、ソイルとウィローモスだけという水槽の方も多いです。しかし初心者さんの場合は、水草を多めに入れて流木を配置した水槽の方が、水質の安定してビーシュリンプが飼育しやすいと思います。

ポイント

  • トリミングが必要な水草を入れない
  • レイアウトは選別しやすいようにシンプルに
  • 水草や流木を入れた方が水質が安定しやすい

オススメの水草をご紹介しています→水草の記事

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鑑賞だけできればOKな場合

水草を大量に使ったレイアウト水槽でビーシュリンプを飼育すると、とても鑑賞価値が高い水槽になります。

ただ注意したいのが、ビーシュリンプが酸欠に弱いということです。CO2を添加している場合、ビーシュリンプが酸欠で死んでしまうリスクもあります。とくに夜間は水草からの酸素補給も止まりますし、エアレーションを追加するなど注意が必要です。

初心者さんの場合、CO2が必要でない水槽(水草の量や種類)でもCO2を添加していることが多いので、慢性的に酸素不足の水槽になっている場合があります。そのような水槽では、ビーシュリンプは飼育できません。

ポイント

  • CO2の添加には注意が必要

 

ビーシュリンプの水槽|水槽の選び方やレイアウト方法 まとめ

この記事では「ビーシュリンプの水槽|水槽の選び方やレイアウト方法」について書きました。

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ポイントをおさらいしましょう!

ポイント

  1. 水槽サイズは30㎝キューブ水槽より大きなもの
  2. 水槽の数は最低2本
  3. アクリル水槽でもガラス水槽でもOK
  4. リセットしやすいレイアウトが良い
  5. 鑑賞目的でもCO2の添加には注意
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エビ歴11年目。(アクア歴:22年)。元兼業ブリーダー。本業ではラボで遺伝子組み換えの魚の研究者をしていました。 専門的なことも含めて、レッドビーシュリンプの飼育が楽しめる情報をお届けします!

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