ビーシュリンプおすすめ水草5選

ビーシュリンプにおすすめの水草5選

urushiはビーシュリンプ水槽に水草をたくさん入れるのが好きです。見た目の良さはもちろんですが、水草を入れることで水質が安定しやすく小さな水槽でもビーシュリンプを飼育しやすくなるからです。

特に導入初期のビーシュリンプは水質の変化に敏感で、昨日元気だったのに翌朝には☆になっているということも少なくありません。水草を入れることで水が出来上がっているか?という判断の指標にもなります。

ここではリセット時の手軽さや水草自体の育てやすさなど考慮し、ビーシュリンプ水槽に利用しやすい水草をご紹介します。

ビーシュリンプ水槽へ水草を入れる場合は、無農薬もしくは十分農薬を落としてから使用してください。

ビーシュリンプ水槽に向いている水草とは

水草はなんでもいいのですが、urushi的には水草を選ぶ3つのポイントがあります。

  1. CO2の添加が必要ない
  2. 流木に活着する
  3. 成長が速すぎない

CO2の添加が必要ない

ビーシュリンプなどエビは酸欠にとても弱い生き物です。

CO2の添加を必要とする水草は、水草の数が少なかったり光合成する時間帯でなかったりした場合、最悪ビーシュリンプが酸欠で死んでしまうことになります。メインをビーシュリンプと考え、CO2の添加なしでも育つ水草が使いやすいと思います。

流木に活着する

urushiが好んで使う水草は流木に活着してくれる種類です。

流木に活着してくれる水草は、リセットの時に流木ごと簡単に取り出せ新しい水槽へ入れることができます。ソイルに植えるタイプの根を張る水草も好きなのですが、リセット時の手軽さから流木に活着する水草が使いやすいです。

成長が速すぎない

成長が速すぎない水草が使いやすいです。

成長速度が速い水草はトリミングが頻繁に必要になります。そうなるとビーシュリンプの水槽内を高頻度でいじる事になり、ビーシュリンプを殖やしたい場合あんまり好ましい環境とはいえません。せっかく生まれた稚えびが死んでしまうことになりかねます。

成長が速い水草は水質安定にはとても効力を発揮しますが、トリミングが頻発する種類はurushiは避けています。

ビーシュリンプ水槽に実際に使ってる水草

urushiもビーシュリンプ歴が長いので色んな水草を導入してきました。その中で、好きで育成し続ける種類は絞られてきました。

プレミアムモス

プレミアムモスはプレモスとも呼ばれている水草です。

モスという名前がついていますが、ウィローモスや南米ウィローモスと違い成長は緩やかで、破片が散って大繁殖してしまうという心配もなく扱いやすく綺麗な水草です。

鑑賞価値も高くエビ水槽以外でも、モコモコという立体的な風景を作るのに人気です。

プレミアモス

プレミアムモスについて詳しく書いています

アヌビアスナナプチ

通常のアヌビアスが割と葉が大きくなるのに比べ、アヌビアスナナプチは大きくても葉の大きさは人差し指程度。大きな葉のアヌビアスでは、小さめな水槽で飼育するビーシュリンプ水槽では持て余してしまいますが、アヌビアスナナプチはちょうど良いです。

株が育ってくると大きくなるので、途中でカットし新しい流木へ活着させたりできます。

アヌビアスナナプチ

アヌビアスナナプチについて書いています

ウォーターフェザー

鳳凰ゴケとも呼ばれるウォーターフェザー、育成していると少しずつ本数を増やし最終的にボール状に丸く育っていきます。

もちろんウォーターフェザーも流木に活着させることができるので、松の木のように育てることができます。状態よくフサフサに育った株はとても見応えがあります。稚えびの隠れ家や餌場(粉餌が積もるので)としても重宝します。

ウォーターフェザー

株が成長し丸く育ってくるとこんな感じです。

丸く育ったウォーターフェザー

ミクロソリウム

ミクロソリウムも流木に活着させることができる水草です。草丈があるので、寂しくなりがちな背面へ置いてあげることで森みたいな感じが出せます。

使いやすいのはミクロソリウムの中でもミクロソリウムセミナローなど、大きくなっても葉の細いタイプ。大きくなっても水槽内で幅をとってくることが少なく、葉の空間がビーシュリンプのツマツマゾーンになるので良いです。

水槽背面にミクロソリウムナローを使っています。

ミクロソリウムセミナロー

ミクロソリウムセミナローの代わりにボルビティスを入れる場合もあります。

ブセファンドラ

ブセファンドラも成長が緩やかで、何より種類が豊富で育てていても楽しい水草です。とても美しい種類が多く、葉がキラキラとしていてLEDの光を反射したり、白い可憐な花を咲かせたりと魅力の多い水草です。この水草だけを集めるマニアもいるくらい奥が深いです。

一番手前がブセファンドラです。葉の白い点は気泡でなく模様のようなもので、キラキラとしています。

ブセファンドラ

ビーシュリンプにおすすめ水草のまとめ

urushiがビーシュリンプ水槽に使っている水草は『①CO2の添加がいらない ②流木に活着する ③成長が緩やか』という3つのポイントを押さえる水草がほとんどです。

ビーシュリンプの水槽は必ず無農薬もしくは、農薬を除去した水草を使ってください。

urushiは、この5種類の水草をビーシュリンプ水槽に使うことが多いです。

  • プレミアムモス
  • アヌビアスナナプチ
  • ウォーターフェザー
  • ミクロソリウムセミナロー
  • ブセファンドラ

立ち上げ直後の水槽で、こんな感じです。ここから水草が茂りビーシュリンプが爆殖していくイメージです。

立ち上げ直後の水槽の水草

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urushi

エビ歴15年。(アクア歴:26年)。元プチブリーダー。本業ではラボで遺伝子組み換えた魚の研究者(お堅い仕事)をしていました。 今はまったり趣味でエビを楽しんでいます。 専門的なことも交えながら、レッドビーシュリンプの飼育について書いてます。ゆるーくお付き合いくださいませ。

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