キトサンでレッドビーシュリンプの繁殖率はアップするのかな…

よく、エビ用品の添加剤に『高濃度キトサン』『繁殖促進』なんて書いてあるものを目にします。実際のところは??どうなのかなって思いませんか

キトサンは多糖類の一種です。カニやエビの殻、昆虫の表皮、イカなどの骨格、キノコなどの細胞壁に含まれていて、動物性・植物性繊維であるキチンから抽出されるものです。

カニの甲羅-(炭酸カルシウム+タンパク質+色素)=キチン
さらにキチンからアセチル基を外し、抽出精製するとキトサンができます。
簡単に書くとこんな感じです。

そして、urushiが気になるポイントはキトサンは水には溶けないという点です。

キトサンは薄い無機質酸や有機酸水溶液(酢を含む)等に、キトサン塩というかたちで溶解します。
という事は、エビ用の高濃度キトサンは何らかの溶媒にとけている訳です。

何だか抱卵の舞のような行動は、溶媒によって水質に変化が起こったことによるもの??という感じが…

簡単に言うと、、、例えばですが、お酢を水槽に入れると。PHに影響が出ますよね
じゃあ、どうなるか??
分量にもよりますが、エビには何らかの変化がありますよね

しかもキトサンは実は他にも???な点があります。
またこのお話は今度って事で←仕事柄専門分野のお話になりますのでまた詳しく書きますね(笑)

エビ用高濃度キトサン、urushiは多用するとリスキーな感じがします・・・。どうなんでしょう??

気になっちゃって(笑)
誤解しないでくださいね、あくまでこれはurushi個人的な考えです

 

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urushi

エビ歴15年。(アクア歴:26年)。元プチブリーダー。本業ではラボで遺伝子組み換えた魚の研究者(お堅い仕事)をしていました。 今はまったり趣味でエビを楽しんでいます。 専門的なことも交えながら、レッドビーシュリンプの飼育について書いてます。ゆるーくお付き合いくださいませ。

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