キトサンでレッドビーシュリンプの繁殖率はアップするのかな…part2

今回はキトサン自体について書きますね

みなさんエビちゃんは増えてますか??
うちは絶好調です♪♪

冬場は夏場と違い水温管理もしやすく、繁殖シーズン!

繁殖促進グッズを試したくなる気持ちはよくわかります。
でも、urushiにはキトサンに対して疑問が…って話でしたね。

キトサンのお話第1章は溶媒に秘密が?と思うと書きました。

詳しく!
キトサンでレッドビーシュリンプの繁殖率はアップするのかな…

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キトサンは動物性食物繊維で、カニやエビの甲羅、昆虫の殻、キノコの細胞膜なんかに含まれています。

 

人が摂取した場合、ほとんど吸収されることなく体外へ排出されます。これは植物性食物繊維でもそうですよね。
その際に、キトサンは余分なコレステロールなど体に多くあり過ぎると問題を引き起こすものを吸着し、体外へ排出するので、健康にいいと言われています。

 

 

では、エビで当てはめて考えてみましょう!

 

エビに吸収させて脱皮を促進させ、繁殖をさせたいってトコが本音ではないですか。
実はキトサンは低毒性なんです。

 

マウスで言うと、LD50は16g/kg…
つまり、体重が50gのマウス(ちょっと大き目ですね、笑)が0.8gのキトサンを摂取した場合、半分のマウスが死に至るというデータになります。
ビックリしましたか??
こう考えると、やっぱり過剰なキトサンの添加はエビにも良くないとurushiは思います。
だけど、あくまでurushi個人の意見ですので。

 

より詳細なキトサン記事は、漆えび飼育論文キトサンへGO!

キトサンでレッドビーシュリンプの繁殖を促進することは可能なのか?

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urushi

エビ歴15年。(アクア歴:26年)。元プチブリーダー。本業ではラボで遺伝子組み換えた魚の研究者(お堅い仕事)をしていました。 今はまったり趣味でエビを楽しんでいます。 専門的なことも交えながら、レッドビーシュリンプの飼育について書いてます。ゆるーくお付き合いくださいませ。

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