urushiの飼育スタイルは、レッドビーシュリンプを水草が生い茂る水槽でガンガン増やすスタイルです。
大事になるのが水草がしっかり育って、レッドビーシュリンプと水草がキレイに見えること。
水草にとってもレッドビーシュリンプにとっても欠かせないのが、照明です。
今回、コトブキのフラットLED SS4052を新しく購入してみたので、詳しくご紹介します。
コトブキのLEDライトは、5年くらい前に購入したフラットシリーズを今でも使っています。
せっかくなので5年前のフラットシリーズのLEDとコトブキのフラットLED SS4052を比較して、今のLEDライトの進化を見てみましょう!
この記事では「【コトブキ フラットLED SSレビュー】熱くなりにくい大型アルミ製ボディのLEDライト」
コトブキ フラットLED SSとHLの違い
コトブキのフラットLED SS4052を購入する時に、フラットLED HL4052と迷いました。
コトブキのフラットLEDのラインナップ
- SSシリーズ:スーパースリム
- HLシリーズ:ハイライン
コトブキのフラットLEDには、SSとHLの2つのラインナップがあります。
SSはスーパースリムというラインで、HLはハイラインという意味です。
SSシリーズとHLシリーズの違いをまとめてみました。urushiは水槽が45㎝なので、45㎝に対応した製品での比較です。
製品名 | フラットLED SS4052 | フラットLED HL4052 |
全光束(明るさ) | 590ルーメン | 590ルーメン |
点灯パターン | オン/オフのみ | 6パターン切り替え |
リフトアップパーツ | スライド式 | スライド式 |
スイッチ | 通常の切り替え | タッチチセンサー |
LEDライトの明るさはSSシリーズでもHLシリーズでも違いはありません。
主な違いは、点灯パターンが切り替えられることです。
SSシリーズは全灯もしくはオフしか点灯できませんが、HLシリーズは6色のモードでの点灯が可能となっています。
90㎝以上のサイズの場合、SSシリーズでもブルーモードが搭載されています。
あとは、スイッチがパチっと切り替えるものか、タッチセンサーのお洒落なスイッチかの違いがあります。
点灯パターンの切り替えは、海水魚などを飼育していればLEDライトの色を変えて楽しめますが、レッドビーシュリンプや水草だと切り替えは不要かと考えました。
光量がSSシリーズもHLシリーズも変わらないことから、フラットLED SS4052を購入しました。
フラットLED SSは大型アルミで熱を逃がす構造
コトブキのフラットLED SSはアルミボディーで、熱を逃がす構造になっていてLEDの劣化を防ぐ作りになっています。
5年前に購入したコトブキのLEDが今でも現役なのは、品質が良い証拠ですね。
ボディーカラーはシルバーとブラックの二色から選ぶことができます。
フラットLED SSのLEDの個数は昔の物に比べると少ないです。
LEDの玉の数が少なくなっているので、かなり発熱が抑えられています。
夏場の水温上昇がレッドビーシュリンプなどのエビ飼育では障害になるので、ライトからの発熱が少ないのは助かります!
フラットLED SSの厚みは2mmでリフトアップもされるので、複数置いても水温への影響は少ないと思います。
フラットLED SSのコンセント部分はこんな形状をしていて、途中でコードを切り離すこともできるので水槽周りがごちゃごちゃしていても設置がしやすいです。
フラットLED SSのスイッチはパチっとするタイプです。
urushiはスイッチは常にオンにしたままにして、デジタルタイマーで自動で水槽全部の照明のオンとオフをコントロールしています。
フラットLEDとフラットLED SSの比較
5年前から使用しているコトブキ フラットLEDと、フラットLED SSを比べてみます。
5年前のモデルのコトブキ LEDフラットに比べると、圧倒的にLEDの数が減ったことが分かります。
点灯してアルミの部分を触ると、LEDの球数が減っているぶんフラットLED SSの方が、放射熱がかなり減っています。
コトブキ LEDフラットが625ルーメンで、フラットLED SSが590ルーメンなので数字的にはフラットLED SSの方が少し光量が少ないことになります。
LEDを点灯して見ると、フラットLED SSは1つずつのLEDが強く光っています。
赤と青のLEDの数は同じですが、フラットLED SSの方がしっかり光っています。
コトブキ フラットLEDとフラットLED SSを比べると、フラットLED SSの厚みがかなり薄くなったことが分かります。
水槽に実際に乗せると、フラットLED SSはアルミ板が大きくなり熱を逃がす作りになっていることが分かります。
下の写真は、40㎝キューブ水槽にLEDライトを乗せた様子です。
水槽の蓋に反射した光で、フラットLED SSのLEDの方が赤と青の発色が強いことが見えます。
フラットLEDとフラットLED SSを同じ水槽に設置したところの見え方の比較です。
フラットLEDの方が白のLEDの数が多いので、水槽の見え方としては白がちです。
フラットLED SSは赤と青のLEDの色が強いので、水草やレッドビーシュリンプの赤い色彩の発色がより鮮やかに見えます。
水槽の色彩
- フラットLED(5年前のモデル):白がち
- フラットLED SS:色彩が鮮やか
ライトの色温度や水槽の色彩には好みがあります。
urushiが使ってみたLEDライトの色調の比較を表にするとこうなります。
コトブキ フラットLED(前モデル)が一番白い光で、次がフラットLED SS、メーカーは違いますがニッソー PGスーパークリアが昼光色に近いです。
ニッソー PGスーパークリアについては別記事で詳しくレビューしています。
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【ニッソー PGスーパークリア レビュー】水草が良く育つLEDライト
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コトブキ フラットLED SSレビュー まとめ
この記事では「【コトブキ フラットLED SSレビュー】熱くなりにくい大型アルミ製ボディのLEDライト」について書きました。
フラットLED SSは、以前のモデルよりも熱を逃がしやすい構造になっているので、夏場の水温上昇対策として有効なLEDライトです。
赤青のLEDもしっかり光るので、水草の成長もよく色彩もきれいに見えます。
上位機種のフラットLED HL4052だと、青や赤など6パターンの色を楽しむことができますが、レッドビーシュリンプの飼育だと全灯しか使わないと思うのでフラットLED SSで十分です。
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