漆えび流:レッドビーシュリンプの水合わせ法

2017-07-24

一方コック

ども、元ブリーダーのurushiです。

今回はレッドビーシュリンプの水合わせについてご説明します。

どちらかというと、今回は初心者さん向けの記事になりますので、玄人さんは読み飛ばしてくださいね。

熱帯魚よりも導入時は注意が必要なレッドビーシュリンプ

初心者の方は、水合わせを失敗してエビを死なせてしまうことも多いんです。

丁寧な水合わせを行って、導入初期のエビが死んでしまうのを防ぎましょう!

urushi
漆流の水合わせを紹介します。

この記事では「漆えび流:レッドビーシュリンプの水合わせ法」について書いていきます。

レッドビーシュリンプの水合わせに必要なもの

urushi
使うのはコレだけ!

必要なもの

  • エアチューブ
  • 一方コック
  • バケツ(なるべく10L以上の大きなもの)
  • エビ用のネット

一方コックとは?

エアレーションするときに、エアの量を調節する器具です。

 

レッドビーシュリンプの水合わせの手順

レッドビーシュリンプの水合わせの手順は3つです。

水合わせの手順

  1. 水温を合わせる
  2. 水質を合わせる
  3. レッドビーシュリンプのみ移動する

温度合わせ

レッドビーシュリンプを購入した場合、ビニール袋内の水温と導入したい水温の差が大きいことも多いです。

とくに、遠方より発送してもらい入手した時などは、保冷材やカイロでエビが死なないようにされているものの、水槽との温度差は数℃あります。

熱帯魚を購入した時と同じように、まずはエビの入った袋を水槽内に浮かべましょう

だいたい30分~1時間ほど浮かべたら、次の手順にうつります。

時間は冬場と夏場は長めに。さらに袋を触って大体の温度を確認し、水槽の水と違っている場合は長めにしています。

urushi
まずは、袋を水槽に浮かべて温度を合わせよう!

水質を合わせる

熱帯魚の場合は、ビニール袋に少しずつ水を入れたりといった方法がありますが、それだとレッドビーシュリンプの場合は、水質の差に適応できずに数日後に死んでしまうこともあります。

レッドビーシュリンプは水をエラや体表(これは脱皮時)から、体の中に取り込みミネラル等を吸収します。魚よりも原始的な構造の生物で、水との関係が魚以上に強くなっています。一言でいうと魚よりも水に依存している部分が多い生き物です。

レッドビーシュリンプの飼育されている水は、その地域やソイルなど様々な要因で十人十色です。袋に入った水が、自分の水槽の水とどれくらい違いがあるのか?これは一般的な単純な家庭用観賞魚の試薬では測りきれません。

そこで、慎重に水質を合わせてあげることで、多くの微量元素の差を埋めてあげます。

水合わせの方法は点適法です

urushi
点滴法を理解するため、この動画をご覧ください。

温度合わせが終わったビニール袋のエビを、空っぽのバケツに入れます。

バケツの中にビニール袋を置いてビニール袋を大きく切り開いて、そっとエビをバケツの中に入れます。

このときに、ビニール袋内の水も足場の水草も全部残らず入れます。

そして、動画のようにサイフォンの原理を利用して水槽内の水をバケツに入れます。

1時間~2時間でバケツの水が3倍以上になるくらいの量を、一方コックを使って速度調整して滴下します

バケツ内の袋の水が5センチなら、3倍の15センチ以上になるまで水槽内の水を加えます。

urushi
エビの水合わせは温度もそうだけど、水質を合わせることがとても重要なんだ。

この時に部屋の温度が暑すぎたり、寒すぎたりしないように注意しましょう。

バケツ内の水温が外気に左右されて、水槽内の温度と違ってくることがあります。

とくに、夏場は注意してください。

別記事にも書いていますが、レッドビーシュリンプは酸素を運ぶことが苦手で高水温に弱いです。

知らない間に、バケツ内の水温がとても上がってしまっていた…ということにならないようにしてください。

ポイント

外気の温度に応じて、水合わせ中の水温に注意しよう!

レッドビーシュリンプを水槽に入れる

2時間程度経って、水が3倍以上になったらレッドビーシュリンプを水槽に入れていきます。

このときに、バケツ内の水は水槽に入れません

レッドビーシュリンプは網でサッと掬って、水槽内にエビだけ入れるようにしましょう。

輸送で弱っているエビを傷つけないように、慎重に作業してください。

バケツ内の水は袋の中の水入っています。袋内の水は輸送中にアンモニア濃度が高くなっている場合もありますし、ゲジやプラナリアやヒドラやスネールなど、嬉しくない生物が入っていることも多いです。

しっかり水合わせをしたのち、エビだけを水槽に導入する。これで、水槽内にすでにエビが居ても被害が及ぶことはありません。

袋の中の水が水槽内で悪さをして、最悪な結果、水槽内に先にいるエビが死んでしまっては悔やんでも悔やみきれません。

urushi
家庭用熱帯魚だと袋の中の水を入れる場合もあるけど、研究所では生物だけを導入するのが基本なんだ。感染症のリスクや寄生虫も怖いからね。
urushiは水槽に生物だけを導入するスタイルだよ。その分、ネットで救う時などは十分注意して生体を傷つけないようにしているよ。

足場に入っていた水草を利用したい場合は、別のプラケースなどに1週間ほど入れて検疫してからにする方が安全です。数日おきに水換えしてください。

漆えび流:レッドビーシュリンプの水合わせ法 まとめ

この記事では「漆えび流:レッドビーシュリンプの水合わせ法」について書きました。

レッドビーシュリンプの水合わせは、2時間以上かかる作業です。時間に余裕をもって、焦らずに作業しましょう!

焦って早く導入するとレッドビーシュリンプに負担をかけてしまい、数日後に死亡する個体が出てしまうことにもつながります。

また、水質を合わせる際に、点適法で結構水槽内の水が減ってしまいます。導入前には、水槽に足し水をしていつもよりも水槽の水量を増やしておきます。

レッドビーシュリンプ導入前には、水槽内の水位を徐々に上げておきましょう。とくに先にエビが既に水槽内にいる場合は、水質に変化を与えない量を、毎日少しずつ追加していきます。

urushi
水槽の水は、導入前には多めにしておきましょう!

導入後のレッドビーシュリンプの調子にダイレクトに繋がるから、丁寧に水合わせは行ってくださいね!

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