ども、元ブリーダーのurushiです(*'ω'*)
今回はラディッシュを使って、レッドビーシュリンプのおやつを作っているお話です。
レッドビーシュリンプ愛好家やブリーダーさんたちの間では、10年ほど前まで『ほうれん草』が盛んに栽培され、レッドビーシュリンプの餌やおやつに使われていました。
懐かしいですねー!
農薬が付いていると良くないので、無農薬で自分で育てるというのが流行りました。
それから、ほうれん草に含まれる『シュウ酸がカルシウムを溶かすから良くない』という噂が流れて、ほうれん草ブームが下火になった感じを受けました。
ま、ほうれん草のシュウ酸がレッドビーシュリンプに悪影響を与えるというのは、正直なところほぼないんですけどね。
レッドビーシュリンプを一生ほうれん草で飼育する方もいないでしょうし、そもそもレッドビーシュリンプは鰓から水中のミネラルを取り入れられます。カルシウムもです。なんと!脱皮時には柔らかい殻自体からも取り入れます。
レッドビーシュリンプという生物は消化吸収の効率が悪く、鰓など他の器官に身体を構築する必要成分の吸収を依存しているのです。
というわけで、ほうれん草のシュウ酸でレッドビーシュリンプにダメージを与える可能性はとても低いのです。
ラディッシュってなに?
ラディッシュというのは、こういう野菜です。
じつはコレ、ベランダのプランターで育てた野菜です。
こんな感じでキレイに育ちます。
赤い部分は人間のサラダへと使用します(笑)
ラディッシュはカブに見えますが大根の仲間で、葉の部分にもビタミンやカロテンやカルシウムといったミネラル分を多く含んでいます。
葉も柔らかく、ほうれん草より速く湯がけ扱いやすいです。
ラディッシュでレッドビーシュリンプの餌を作る方法
まずはラディッシュを収穫し、葉の部分をしっかり洗います。
それから、作る量が少なければフライパン、多ければお鍋で葉がクタクタになるまで煮ます。
茹でているお湯の部分に、緑の汁が染み出すくらい茹でます。
途中でハシを使って持ち上げて、葉の部分を指で少し摘まんでみます。
軽い力で穴が開けば茹でるのは終了です。
この時にしっかり茹でておかないと、レッドビーシュリンプは集まるけれど…葉の表面にあるクチクラなどの組織が固く、ツマツマをいくらしても食べることができません。
柔らかくなるまで茹でてください。
茹で終われば、1回で使う量でラップに小分けしていきます。
使う分以外は冷凍庫で保存ができます。
次回使う時に水で解凍して与えることで、毎回煮込まなくともレッドビーシュリンプに与えることができます。
ただしあまり長期間の保存するよりも、こまめに茹でた方が栄養価的にも衛生的にも良いです。
レッドビーシュリンプにラディッシュの葉を与える
水槽に入れてすぐ、レッドビーシュリンプのサイズに関係なくエビが集まってきます。
ラディッシュはおやつ
urushiはラディッシュは、あくまでおやつとして利用しています。
とても嗜好性が高いのですが、レッドビーシュリンプは色々な栄養素を摂取させた方が丈夫に育ちます。
固形飼料をしっかり与え、赤虫を与え、酵素を与え…ラディッシュをおやつに与え(笑)
消化吸収が下手なので、多角的に栄養素に触れさせます。
我が家で使っているラディッシュの種
いろんな種があるようですが、我が家ではこの種類を愛用しています。
成長が早くとても丈夫に育ちます。
夏の暑いベランダでも、冷え込む今時のベランダでも元気に育っています。
ほうれん草より簡単におやつを作れるので、試してみてくださいね!
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