死亡原因 水槽立ち上げ 飼い方

死亡するのを防ぐ リセットのタイミング

投稿日:2017-02-22 更新日:

ソイルの限界を知る

有名ブリーダーさんの元を訪ねると、ショップの周りの畑なんかにソイルを撒いているのを目にする。

ソイルは長期間使うものでは無くて、一定期間で交換が必要になる消耗品です。

私も実家の庭へ持って帰り、使用後の花の土として利用してもらっています。

レッドビーシュリンプ用に育てるホウレン草の土としても優秀です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの方がソイル以外の、永年使える床砂で飼育チャレンジされていますが、

ソイルのような爆殖に至ることはあまりないです。

もし大磯砂なんかで飼育できれば、ブリーダーはすでにメインでそれを使うでしょうし、

メーカーやショップがソイルをオリジナルブランドで出すのは、エビ(ヌマエビ類)にはソイルがやはり有効だからです。

 

 

東南アジアなどでも、エビの養殖にマングローブを伐採し池にするのですが、その池も一定期間で場所を変えます。

(そのたびにマングローブを伐採し池を作るので、環境破壊につながるのですが…)

上質な泥がエビの養殖には非常に重要で、枯渇するもしくは汚染すると場所を変える必要があるのです。

 

水槽内のリセットも同じ意味合いですね。

 

ソイルの崩壊

ソイルの崩壊という言葉を聞いたことはありますか?

吸着系ソイルでよく言われるのですが、吸着の限界を超えたため吸着したものを排出するという。

厳密に言うと排出は起こらないです。

ソイルが吸着しているのは多孔質を利用している部分が多く、化学反応でないためです。

しかし、ソイルが目詰まりを起こすと一気に環境が悪化するため、まるで悪いものを排出したように感じるのです。


↑この写真では、一番下のソイルにスラッジが溜まり始めています。
こうなると目詰まりはもう起こっています。

 

目詰まりをした場合、レッドビーシュリンプはポツポツと死亡します。

稚エビから親エビまで大きさは関係なく死にます。

こうなると生きているエビもダメージを受けているので、新しい水槽に移してもそのダメージを引きずり、

2週間ほどポツポツ死ぬのが止まらない場合もあります。

特にNO3の低毒性でダメージを受けたエビは、このような死に方をします。

 

大切なのは、ソイルの寿命が終わる前にリセットすることです!

 

リセットのタイミングの見分け方

底面フィルターはレッドビーシュリンプの繁殖にとても有効です。

しかしスラッジが溜まると、そのスラッジを舞い上げてしまうことになります。

そうなると底面フィルターは濾過の役割をはたしていません。

ろ過とはアンモニアなどの窒素化合物だけでなく、懸濁を取るのも重要な作用です。

 

レッドビーシュリンプの行動観察からのヒント

では、いつリセットすればいいのか?

エビのツマツマと呼ばれる足の動きの速度で見極めます。

エビは本来、エサを食べ続けなくてはいけない構造のため、いつもツマツマと餌を口に運ぶ動きをしています。

その動きが緩慢になっている時は、調子を崩しているサインです。

元気な状態のエビはツマツマのスピードもとても速いのです。

そしてエビのツマツマが止まると、死に向かっていると考えてください。

エビは常に栄養を体内に取り込む必要があります。

これは体内に貯蔵する機能が発達していないことと、消化吸収の効率が悪いことが要因です。

しかし水質が悪くなると、ツマツマの速度が遅くなり餌を取れなくなります。

 

ツマツマの速度が遅くなったら、速やかにリセットすることをお勧めします。

延期するのは厳禁です。

エビのライフサイクルは短く、人間にとっての1日はエビには何年にも値します。

1日でもそれだけダメージを追ってしまうため、速やかにリセットもしくは新規水槽にエビを非難しましょう。

 

もう一つのリセットのシグナル:ケンミジンコ

リセットのタイミングを見分けるもう一つのポイントがあります!

それは生体としての指標…ケンミジンコです!

詳しくは専門記事をご参照ください↓

 

 

 

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